名古屋市西区のWEB/ホームページ製作会社[Aki Web Design]です。
今日は雑記的なブログです。
クライアントに掲題のGoogle Analytics(グーグルアナリティクス:以後アナリティクス)をご案内していて、ロゴが変わっていることに気が付きました。
気になったので「いつから」「どういう目的」で変わったのかを調べたのですが、本ブログ執筆時点において出てこなかったので、勝手に意味を考えちゃうことにしました。
「お前なんかに言われたないわ」というご意見も出ることと思いますが「デザインの良し悪し」は語ってないのでご容赦ください。
新旧のロゴについて
早速ですが新旧のロゴを比較してみましょう。
まず、どっちが新ロゴだと思われますか?
はい、左側が新ロゴです。
※左上の赤枠内(画像は弊社の管理画面)
右側は1世代前の旧ロゴになるのですが、それと比較すると角が取れ、柔らかい感じを受けます。この「柔らかい」というところがGoogleの意図なのかなーと思うので、そこをキーに勝手に意味を考えてみます。
新ロゴを柔らかくしたことの意義
Googleの目的はアナリティクスの普及?
改めて言いますが以下は勝手な私の意見で、本当のところは知りません。
当たっていても何もいりませんが、外れていても責任取りませんので悪しからず。
さて、ロゴが変わったことについて、Googleの目的は「アナリティクスの普及」にあるとも思います。
「いやいや、すでに普及してるだろ」とお思いかもしれませんが、分析ツールはまだまだ一般の人には敷居が高く、設置方法すらおぼつかないというのが現状です。
ここで言う「一般の人」はホームページを作り始めた人たちの事を指します。
別の更新で書きますが、現在はWixをはじめとしたホームページ作成ツールが出てきたことで、特に知識がなくても誰でも簡単にホームページを製作できるようになりました。
で、作れば人が来てるかどうか知りたくなるのが人情。
そこに普及を目指したいので、より親しみやすい柔らかいロゴを用いて「難しくないんだよー」というイメージを与えたいんじゃないか、と勝手に考えてみたのですが、いかがでしょうか。
新ロゴのデザイン的ポイント
陰影によって2つのグラフに見せるマジック
このロゴで気になったのは陰影がついていることです。
よく見ると一番右の少しオレンジが濃い棒内において、下側がさらにオレンジの濃い部分になっています。
ちょうど左側の薄い部分から影が伸びるような感じです。
この影があることで、このグラフが単純な右肩上がりの棒グラフではなく、薄いオレンジのグラフと、その後ろに隠れる濃いオレンジのグラフという2つのグラフがあるようにも見えます。
旧ロゴでは白い折れ線で濃いオレンジと薄いオレンジを挟み、一回下がってから上がるという折れ線グラフの様相を呈していました。
これは「WEBサイトのアクセスは右肩上がりだけじゃなく、下がることもあるんだよ(でも最後は上がると思うからつらい時でも頑張ってね)」という意味合いを示していると考えていました。
また2つの色を挟むのは、ロゴの上下をはっきりさせるため(開発者に間違って使用されないように)以外に、1人のアカウントで複数のサイトを管理できるという事を示していると考えていました。
そこで今回の新ロゴです。
前後で2つのグラフがあるようにも見えることで、複数のサイトを管理できることを示しているのは変わらないですが、右肩上がりです。
いくら新しい人に使ってほしいからって、「ずっと右肩上がりなんてちょっと甘いんじゃないかな」と思ったりするのは私がひねくれた大人だからでしょうか。
いや、後ろのグラフで一回下がってるのかもしれないですけどね。。。
新ロゴがフラットでない点
マテリアルデザインは直感的なデザイン
過去のブログに書きましたがGoogleは昨年ロゴをフラットデザインに変更しています。
(参考:Googleロゴ刷新|フラットデザイン全盛期に考えるべきこと)
影を用いているこのロゴは、その流れに逆行しているように見えます。
ただ、実はGoogleの開発しているOSであるandroid(アンドロイド)は、まだ多少陰のある「マテリアルデザイン」です。
マテリアルデザインがなにかは上に挙げた過去のブログを読んでいただくとして、マテリアルデザインは素人にもわかりやすく、直感的にイメージしやすいという特徴があります。
そのため、上述のように
より多くの人に普及させたい
2つのグラフに見せたい
という勝手な考察と合わせると「よく考えられてるなー」と思ったわけです。
まあ勝手な推察なんですが。
なお、開発者向けの、アナリティクス使用ポリシーについてのページ(https://developers.google.com/analytics/terms/branding-policy)では、まだ旧ロゴでしたので、「新ロゴを使いたいがね」という開発者の皆様は待つ必要がありそうです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
次回の更新でお会いしましょう。
ひろたか