【SEO】SEO対策のため外部リンクを獲得したら順位が下がった?間違ったSEO対策について

【SEO】SEO対策のため外部リンクを獲得したら順位が下がった?間違ったSEO対策について

名古屋市西区のWEB/ホームページ製作会社[Aki Web Design]です。
 
今日はSEOについて書きます。
お客様からのお悩み相談で頂いた内容に基づくお話です。
 

 

SEOのため外部リンクを獲得したら順位が下がった?

 
発端は3か月ほど前に東京時代からのお客様に頂いたご相談でした。
 
「業者にSEO対策を依頼したのだが、数週間後にむしろ順位が下がってしまっている。原因が不明とのことだが、どうにかしたい…。」
 
ご依頼を頂き、当事務所にてSEO対策で施された内容を確認したところ、設定(獲得した)外部リンクに問題があることが分かりました。
 
SEO業者のやったことがむしろ裏目に出ていたのです。しかも放置すれば最悪Googleの検索結果から除外されてしまう可能性もある施策内容で、急ぎ対応を行うこととなりました。
 

SEOと外部リンクの関係について

 
さて、ここまで読んでもさっぱりだと思うので、まず外部リンク自体の説明と、外部リンクとSEOの関係について書きます。
 

外部リンクとは

 
Googleが検索順位(サイトの価値)を決める判断の基準として、重要なものの一つとされているものが「外部リンク」です。
 
外部リンクとはあるサイトから外部サイトへ遷移するリンク、あるいはその逆のリンクの事を言いSEO対策という意味では、一般に後者を指します。
 

外部リンクがSEOに効果がある理由

 
簡単に言うと「他のサイトから誘導を受けているサイトは価値が高い」と考えるため指標にされているのです。また、誘導元のサイトの価値も評価の基準とされ、価値のあるサイトが誘導しているサイトであれば、誘導先もいいサイトなんだろうということになります。
 
また、複数のサイトからリンクを受けるサイトも同様に評価されます。
 

順位が下がった理由として考えられること

 
上記の内容のため、SEO業者はSEO対策を依頼された際、まず「自社で管理しているサイトから依頼されているサイトにリンクを発行する」ことを考えます。
 
SEO業者は一般にリンク用のサイトを複数所持しているので、それらのサイトから依頼されているサイトにリンクを発行し、「サイトの価値付け」をするのです。
 

間違った外部リンク対策について

 
ただ、当たり前のことなのですが、本来リンクという物は「自然に、価値のあるサイトに集まる」ものです。無理やり価値づけをしようとした場合、何かしらの「不自然さ」が生じます。
 
過去のブログでも書きましたが、Googleは本当に価値のあるサイトを上位に表示できるように、プログラムの改正を続けています。
 
とりわけ近年は大きくスパム(不正)行為の対策に力を入れてきていました。
 
そのスパムとみなされる「不自然な行為」をやったことが、今回の原因となります。
 

代表的なスパム行為について

 
外部リンクでのSEO対策においてスパムと認定されやすい行為で代表的なものを挙げます。
 
1.同時期かつ一斉にリンクされる
2.リンクされるときのワード(アンカーテキスト)が同じ
3.高価値のサイトばかりからのリンクされる

 
上記の3つは、普通にサイトを運営していた場合、考えにくいことです。
 
勿論、ないとは言えませんが、その「不自然さの判定」における精度を上げることがGoogleが力を入れていることなのです。
 

間違った対策をされてしまったら…

 

Googleのスパム対策は日進月歩である

 
まず、不自然なSEO対策はもう通じないと肝に銘じましょう。
 
かつては裏技ともいえる方法(Googleのガイドラインに違反するが検知できない方法=ブラックハットSEOと言った)で、短期間に一気に順位を上げる方法を売りにする業者もありました。
 
何千ものサイトから一気にリンクを得ることで、順位に反映させる方法もありました。
 
しかし、近年の改正を得て今残っているサイトはほぼありません。
すべからくスパム認定をされています。
 
にもかかわらず、現在でもその際の知識のままSEO対策を案内する業者がいます。
 
そのような業者にあたった際には、お金をかけたのに順位が上がらない、どころか、むしろスパム認定されてしまった、、、となってしまう可能性すらあります。
 
SEO対策を頼むなら、最新の知識を有する業者か、信頼できる業者か判断する必要があります。
 
ただ、SEO対策を行う業者は小さな会社である場合がほとんどなので、評判を聞こうにもなかなか評判を聞くことが難しいです。
 
営業時点でいい話ををもらって「任せとけば大丈夫だろう」では、自分や会社の資産であるサイトを守ることができないかもしれません。
 
また、SEO対策業者によっては施策内容を話さない業者もいるので、自分で突っ込んで聞かないといけない場合もあります。
 
自分で勉強してSEO対策として実際に施される施策内容をきちんと把握して判断するか、信頼できる有識者に意見を求めるといいと思います。
 

今回取った対応について

 
また、最後にですが、今回行った対応を触れておきます。
 
施されている外部リンクの中でまずいと思われるものを特定し、一本ずつGoogleに報告しました。(サイトへの不自然なリンクは否認することができます。)
これを行うことで「不正をしたいわけじゃないよ!」と主張することができるのです。
 
もしSEO対策を行ったが効果が出ない、もしくは同じようにむしろ順位が下がってしまっているとお思いの場合は、是非、上記参考になさってください。
 
 
また、もし判断に迷う際や、こういうのも同じなのかな?など疑問点が出た場合は、是非当事務所にご連絡ください。もちろん相談無料でお話伺わせていただきます。
 
では、また次の更新でお会いしましょう。
 
ひろたか