名古屋市西区のWEB/ホームページ製作会社[Aki Web Design]です。
今日はフリーのWEB製作ツールをご案内します。投稿日(2016/7/28)時点の最新情報です。用途別にまとめていますので、保存版として、とりあえずお気に入りに追加でもしていただいて、あなたに合うものをじっくり選んでもらえればと思います。
なお、「何故、WEB製作会社であるAKI WEB DESIGNがこのツールを紹介するのか?」と思った方は最下部をお読みください。
目次:WEB製作ツールまとめ
ホームページを製作したい
その1:WIX
その2:Jimdo
その3:Webnode
その4:Strinkingly
ショッピングサイトを製作したい
スマホ専用サイトを製作したい
LPを製作したい
ちょっと変わったテンプレートで製作したい
その9:Generator for Startup Framework
その10:IM Creator
何故、WEB製作会社であるAKI WEB DESIGNがこのツールを紹介するのか?
ホームページを製作したい
まずは王道。コーポレートサイト等のいわゆる「ホームページ」を製作したい人にお勧めのサイト制作ツールです。巷ではWEBサイトビルダーとかの言葉でも言われていますね。
その1:WIX
WIXは一番有名なホームページ作成サービスでしょうか。
テンプレートの種類も多く、大概はこのサービスで何とかなるでしょう。
一般企業、レストラン、個人事業、ポートフォリオなど、業種や目的別にカテゴリーで分類されていて、面白いところでは「ファイナンス/法律向け」という士業を狙ったテンプレートなんかもあります。
WIXはイスラエル発のサービスですが、完全に日本語に対応していて管理画面もすべて日本語で見ることが出来ます。私が触った限りでは作成で困ることはありませんでした。
拡張機能はかなり充実具しています。2番目に紹介するJimdoとの一番の違いであり、私がいいなと思った点なのですがWixにはアプリマーケットが存在します。一部有料にはなりますが様々なものが存在し、公式の物も合わせるとショッピングカート、ブログ、オンライン予約システム、ライブチャット、マーケティングツールなど様々な形態の機能を搭載することが出来ます。
ただしアプリの中には日本語対応されていないものもあるので注意です。
また、無料なので当然フォーラム形式ですが、サポートもさすがの充実度なので、困った時は答えを探すといいでしょう。
以下のような動画もたくさんあって、作り方学ぶことも出来るのもいい点です。
wixはこちらから
その2:Jimdo
JimdoもWixに負けず劣らず有名なサービスです。
ドイツ製のサービスですが日本語に完全対応しており、現時点においてJimdoのほうがWixより日本国内のシェアは大きいかもしれません。(世界的にはWixの模様)
ここからはWixとの比較で書いていきます。
Jimdoではデザインテンプレートの種類がWixほどはありません。カテゴリも「ビジネス」「ショップ」「ポートフォリオ」「個人向け」程度で、一般的なテンプレート(Jimdoでは「レイアウト」と呼ぶ)から選ぶことになります。
また拡張機能もショッピングカートなどはありますが、Wixと比べると少ない点は考慮すべきでしょう。
ただ、これは主観ですが、使いやすさやサポートの充実はJimdoに軍配を上げたいです。
JimdoはWixに先んじて日本拠点を構えて普及に努めていたためか、個人がアップした使い方講座の動画が多いのも特徴で、大体の場合、検索すればそれで事足りてしまいます。
また、スマホからデザイン、更新できるアプリも出ているので中々まとまった時間を取れない人にはお勧めです。
あと、他にもスマホ対応がWixより強いだとか、SEOに強いとか言われていますが、それは私の中ではどっこいどっこいかな、と思いますので、良く調べて選択してみてください。
なお、主旨と異なってきますが、作ってて「もうどうしようもなくめんどくさい」、「どうしても間に合わない」、などとなって投げ出したくなった時、Jimdoはプロに依頼するというサポートを公式ページから申し込むことができます。
どうしようもなくなった時は利用するといいでしょう。(勿論、当事務所を頼っていただけるなら嬉しいです!)
jimdoはこちらから
その3:Webnode
ここからは少し巻きで行きます。
Webnodeもスイス/チェコで開発されているのですが、勿論日本語対応のサービスです。
無料なのに広告が一切入らないという点がいいですね。
テンプレートもそこそこ豊富で「カギ関連サービス」なんて面白いものもありましたが、ちょっとデザインが古い感じかな?という点に注意です。
拡張性は上の2つに比べるとイマイチですが、月額839円でショッピングサイトを作ることが出来ます。
使い方の案内動画はそんなに多くありません。
Webnodeはこちらから
その4:Strinkingly
Strinkinglyも勿論日本語対応です。
このStrinkinglyというサービスの特徴はなんといってもテンプレートが綺麗、デザインがいいことですね。情報が多いサイトというより、シンプルなポートフォリオなどに向いてます。
有料版の支払いがドル対応だったりする点はご愛敬ですが、ショッピングカートやリンクドインとの連携などのアプリもあって、拡張性もあると思います。
なお商品1つまでのストアなら無料みたいで、それもいいですね。
使い方案内の動画は日本語対応の物が見つからずでしたので、ここから割愛です。
Strinkinglyはこちらから
ショッピングサイトを製作したい
ショッピングカート機能付きのサイトを作成したいという方には、以下のツールがおすすめです。その1~4で紹介したものにも機能としてはついていましたが、どうせなら完全無料がいいですよね。そんな人は以下を参考にしてください。
その5:STORES.jp
STORES.jpはメイドインジャパンのEC作成ツールです。
その6のBASEとも共通しますが、STORES.jpは決済や配送などの仕組みがもとから用意されているので、商品と、特定の情報を入力するだけでショッピングサイトになってしまいます。使用料も無料(クレジットカードや代引きの決済手数料が5%掛かる)なので、とりあえず開いてみるというのもいいかもしれません。
今までにできたショップは600,000店舗以上(公式)との事。
なお、商品点数を増やす場合は月980円のプレミアムプランに加入する必要があったりしますが、EC専門の作成サービスだけあって、写真撮影サービスや、梱包キットの提供サービスなど、あったらいいなあというサポートがついている点も素晴らしいですね。
あと、個人的にいいなと思ったのは「ZOZOMARCKETをはじめとしたいくつかのサイトに自動的に掲載される」というマーケティングのサポートが無料でついていることです。どこまで集客に加味するかはわかりませんが、PR場所が増えるのはうれしいですよね。
なお、「STORES.jp Button」という、自分のショップで販売している商品の「購入する」ボタンを、ブログなどのその他のサイトに簡単に設置できるサービスもやっているようなので、すでにブログを持っている人はそちらへ誘導させるのもいいかもです。
STORES.jpはこちらから
その6:BASE
こちらのBASEもメイドインジャパンのサービスです。
BASEは200,000店舗以上とちょっとSTORES.jpより展開数が少ないですが、十分な数字です。BASEも簡単に作れるのは勿論、基本無料です。
STORES.jpとの比較で言うと、サポート面がちょっと弱いかなと思われるところですが、テンプレートなどはこちらの方が多く、凝ったサイトが作れる印象ですね。
ブログやメルマガも最初からついているので迷ったら両方作ってみるというのでもいいかもしれません。
BASEはこちらから
スマホ専用サイトを製作したい
今まで紹介したサイト制作ツールでもスマホ対応は行われていますが、あくまでスマホ専用のページがほしいという場合にはこんなツールがあります。
その7:Smart4me
Smart4meはスマホ専用とうたうだけあって、最初からスマホをイメージした画面で製作を行うことが出来ます。
操作もかなり直感的なので迷うことはないでしょう。
ただ気をつけなければいけないのは、SEOには不向き(というか無理)なサイトが出来るようなので、検索エンジンからの流入は期待できない点です。
(※難しい話:HTMLソース類がJavaScriptで生成される形になっている模様)
既にサイトを持っている人がスマホだけさくっとキャンペーンサイトを作りたい、などの場合に使用するのがいいかもしれませんね。また、Googleマップ、Flickerなどと連携できたりするので、そちらからの流入は図れそうで、実店舗などにはいいサービスかと思います。
これまた安心のメイドインジャパンです。
Smart4meはこちらから
LPを製作したい
特定の商品のPRなどでその需要が高まってきたLP(ランディングページ)。1ページでいいからなるべく簡単に作成したいんだけど…という人にピッタリのサービスです。
その8:ペライチ
ペライチは、もう名前からして…って感じのシンプルサービスです。私の確認した限りここまでご紹介したサイト作成ツールの中でも、一番簡単にサイトを製作できるかもしれません。
勿論作ったページはPC、スマホ、タブレット、などデバイスに合わせて自動最適化されるので、ホントにすぐサイト公開できると思います。
なお、ページを複数作る場合などは有料になるので、複数ページを用意したい場合は注意が必要です。
ペライチはこちらから
ちょっと変わったテンプレートがほしい人向け
以下は当記事執筆時点で英語のみ言語表記となりますが、ここまで紹介したサイト制作ツールで満足できなかった人は見てみてもいいかもしれません。
その9:Generator for Startup Framework
Generator for Startup Frameworkは、アクセスするといきなり製作画面というなんとも話の早いサービスです。
ブロックごとに作成していきますが、ブロックの配置など考えると、名前の通り会社設立時などのポートフォリオに使用したいサービスといえるでしょう。
一ページで完結するサイト、かつ英語が苦でなければ候補に入れてもいいと思います。
なお、このGenerator for Startup Frameworkというサービスのいい点としてHTML/CSSを出力させることができます(有料)。
会社が成長してGenerator for Startup Frameworkで作ったサイトを別のサーバにもっていきたいとなった際には、出力してそのまま持っていけるという点で嬉しいサービスだと思います。
Generator for Startup Frameworkはこちらから
その10:IM Creator
10番目にご紹介するのはIM-Creator。このサイト制作ツールの特徴はなんといってもそのテンプレートのデザインですね。
ちょっと奇抜な感じの色遣いや、写真、配置をしているテンプレートが多く、他の製作ツールとは一線を引いてるなという感じです。名前通り自分のセンスで勝負するアーティストやクリエイターに向いたツールといえるでしょう。
IM-Creatorはこちらから
何故、WEB製作会社であるAKI WEB DESIGNがこのツールを紹介するのか?
最後に「何故、当事務所のようなWEB製作会社がこれらのツールを説明するか?」ですが、実はこちらのページに書いたようにホームページを作るだけなのであれば、誰でも簡単にできるという事を知っていただきたいからです。
「とにかく安いホームページがほしい」というご要望はいつの時代も存在しています。
WEBの中でもとりわけ「ホームページ」の作成は、会社によって価格差が大きく、安い会社だと数万円程度でできてしまいます。これは、ホームページを作ることが「誰でもできること」になったためです
ただ、そのようなサービスの多くが月々の管理費を高くとっていて2年間で換算するとかなり高いサービスだったり、逆に画一されたテンプレートを使って数十分で作って納品して終わりという簡素すぎるものだったりします。
そして、そのような会社に依頼された人の中には、前者であれば「管理費が苦しいなあ」後者であれば思ったテイストと異なったり、狙った効果を出せなかったりして、結局「作り直そうかなあ」など、「安物買いの銭失い」になる人もいます。
この「安物買いの銭失い」になるくらいなら、まず「ご自身で作ってみるという選択もあるよ」と知っていただきたく思いました。
それが、これらのツールをご紹介する理由です。
その上で「やはりきちんとしたサイトを作りたい」、「プロのノウハウがほしい」、「ちゃんと効果を出したい」そう思われた方は是非当事務所のようなWEB制作事務所にご依頼を検討ください。
WEB制作事務所での製作は、ビスポーク(オーダーメイド)された紳士靴のように、「やっぱり自分で作るのや、格安のサービスとは違うなあ」と思っていただける、かかった費用の分は納得いただける、しっくりしたページになると思いますよ。
なお、WEB制作事務所にも得意なテイストがあるので、それに合わせたご依頼をされるのがベターです。
<当事務所の得意なテイストはこちら>
では、また次の更新でお会いしましょう。
ひろたか