【考察】クリスマスのGoogleトレンドワードに見るテレビの影響力

今年もクリスマス当日がやってきました。
 
日本では当日よりもイブのほうが盛り上がる傾向があるので、
昨日の夜はしゃぎすぎて、今朝は寝不足という方もいるでしょう。
 
私の周りのtwitterやFacebookの投稿を見ても、
パーティーをしている様子がうつりこんでいます。
今年はホームパーティーが多いかな?
 
社会人になってから、学生の時のように大騒ぎする暇なんてないよ、
とぼやく若者諸君、クリスマスは大人になると家族のイベントに変わるんだぞ、
ぼやこうという気が起きるのも、はしゃげるのも今のうちだー、
と言いたい30代の今日この頃。
 
前回に続きGoogleトレンドワードから記事を書きたいと思います。
 
数年前から毎年、マーケティングのためにクリスマスのような
イベント時期はトレンドワードを追うことにしています。
 
毎年この時期は特にテレビの影響力が強いな、と感じるワードが多いのですが、
今年もその傾向は継続されているようです。
 
理由としては最後に考察するとして、まず、以下ワードのランキングをご覧ください。
 
trends_media_tv_1
 
昨日24日に「クリスマス」が入り、今日(現時点で)入っていないというのが、
面白いですね。日本人のイブ偏重が現れています。
 
また、昨日の3位~5位がすべて芸能の話題です。
江角さんなんてテレビ番組での降板によるものです。
ちなみに6位が「サンタ」で、クリスマスのシンボルが芸能ニュースに負けています。
 
トレンドワードなので、元々メディアの影響を受けやすいのですが、
ここまで芸能一色なのも、この時期の特徴だよなーと思います。
 
さて、この時期にメディアの影響が特に強い理由ですが、私は以下と認識してます。
 
・学生が冬休みを向かえ家にいる可能性が高まった
・冬寒いという理由で外出を控えがち
・年末特番と称して、テレビ局が力を入れたコンテンツを投入する
 
結果として、テレビを見る層が通常より多くなり、
メディアに影響を受けたニュースがそのままトレンドになるのです。
 
あと、
・クリスマスに一人の人は、何となく外出しづらい
 →テレビやネットを見て時間をつぶす
というちょっと切ない理由もあるかもしれませんね。
 
正月のワードも追うので、また機会あれば考察をしたいと思います。
 
ひろたか