【パートナープログラム変更】自称Youtuberの皆様、現実に戻るときが来ましたよ

【パートナープログラム変更】自称Youtuberの皆様、現実に戻るときが来ましたよ

名古屋市西区のWEB/ホームページ製作会社[Aki Web Design]です。
 
新年一発目の投稿がこんな感じで恐縮ですが、今日はチラ裏的なものと思ってください。タイトルの通りYouTubeの記事です。
 

YouTubeパートナープログラムが変更されるとの発表が…

 
昨今、小学生のなりたい職業ランキングにまで入ってしまうくらいの知名度となったYoutuber(Youtubeに動画を上げて広告収入で生活をする人)という言葉ですが、その実態はかなり広い意味で使用されています。
 
「Youtuberになる」ということは「自身が放送局を運営する」ということと同じで、テレビやマスコミの仕事を1人でこなすことが必要です。
 
が、誰でもなれて、放送免許も不要となれば、参入が増えレベルの差が開くのは必然です。
 
何を持ってレベルが高いというのかは意見が分かれると思いますので、今回ははしょりますが、「誰も見たくないような動画ばかりをUPする人」=「レベルの低い人」とするのは異論の出ないところでしょう。
 
そして残念なことに、人が多くなると大半はそんなレベルの低い人になってしまうのです。
 
レベルの低い人たちがコンテンツのコピーや再生数稼ぎのためだけの宣伝動画を投稿することで「不快だなあ」と思う動画が目立つようになってきます。
 
露骨な広告費稼ぎをするわけです。
 
そんな折、運営元が以下の旨を発表しました。昨日のことです。
 
まとめると、
 

YouTube上で動画を投稿するクリエイターが、動画の広告による収益を受け取ることができるようになるプログラム「YouTubeパートナープログラム」ですが、そのプログラムへの参加基準を2018年2月20日から新しく変更します。
 
新しい参加基準は「過去12か月の総再生時間が4000時間以上」と「チャンネル登録者数が1000人以上」であることです。
 
参照:YouTube Creator Blog: Additional Changes to the YouTube Partner Program (YPP) to Better Protect Creators
https://youtube-creators.googleblog.com/2018/01/additional-changes-to-youtube-partner.html

 
となります。
 
これによって、小銭しか稼げていない所謂レベルの低い人=自称Youtuber(YouTubeパートナープログラム登録者数の9割以上と思われます)は収入を得ることができなくなります。
 
元々残念な動画を上げているような人がやる気をなくして減れば、不快な動画も減るのでユーザーに嬉しいでしょ、というわけです。
 
私もYoutube利用者ですので個人的にはうれしいと思う発表でした。
 

YouTubeパートナープログラムの変更は、運営側には諸刃の剣かも

 
ただ、この変更は運営側にとっては諸刃の剣、痛みを生じるものとも言えます。
 
今後大成する可能性のある真面目なYouTuberの芽をつぶしてしまいかねません。
 
やったことのある人はわかると思いますが、ネットビジネスにおいて、初期の収入というのは大変なモチベーションになります。
 
金額の多寡に関係なく、たとえ数円であっても自分のやった行動によって見ず知らずの人がアクションを起こしてくれた、というのは本当にうれしい物です。
 
その嬉しさがほしくて、また頑張るというループで大化けしたアフィリエイターを何人も知っています。
 
YouTubeというメディアはあくまでもプラットフォーム、投稿された動画というコンテンツがあって初めて成り立ちます。
 
人気のあるYouTuber、人気のある動画ができていかなければ廃れてしまいます。
 
「今後の可能性」と「場の維持」という難しい選択を迫られ、熟考を重ねた上でのラインが新しい参加基準の「過去12か月の総再生時間が4000時間以上」と「チャンネル登録者数が1000人以上」だったのでしょう。
 
その施策がいい方向に向くことを祈るばかりです。
 

YouTubeを本業の動画UPで使用したい方には、むしろいいお話ですよ

 
さて最後になりますが、本施策の変更は、当社のお客様にもよくある「自社顧客へのPRをしたいという」主旨でYouTubeを利用される皆様にとっては特段気にするお話ではないのでご安心ください。
 
元々、広告収入を得るために動画をUPするわけではないですし、むしろ変な動画投稿主が消えてくれて場が健全になればラッキー位に思っていただければと思います。
 
YouTuberになるのもいいですが、本業でしっかり稼いで、楽しく動画を見るという使用方法もいいものですよ。
 
今日はここまでです。また次の更新でお会いしましょう。
 
ひろたか