名古屋市西区のWEB/ホームページ製作会社[Aki Web Design]です。
今日は珍しく速報でブログを書きたいと思います。
エイプリルフールですが嘘ネタは無し、同業の方向けのお話です。
さて1時間ほど前、新元号が「令和」に決まりました。
万葉集からとのことで、率直に美しく、素敵な元号だなと思いました。
そんな「令和」とても好きになれそうな元号なのですが、WEB業界の人間としては「これちょっと困るだろうなあ」と思ってしまったことがあるので書いていきます。
きっと業界の人はこれから1ヶ月で頭を悩ますはず。もちろん愚痴じゃないですよ。
同業の皆さん、業界として乗り越えていきましょうね!
WEB制作業界が「令和」という新元号で困る?かもしれないこと
1.令がフォントによって違う表記になってしまう
まず考えたのはこのことです。
「令」は以下の図のように2つの記載になってしまうのですが、これ、ぱっと見違う文字に見えますよね。。
サイトを制作してこの文字を使用した際に、お客様から「こっち(主に官房長官が発表された方だと思う)にして欲しいんだけど」と問われても、通常の制作では使用するフォント依存になってしまいます。
確実に統一するには文字を画像化するとかの方法がありますが、SEO上も、運用上も好ましくないですよね。
さて、これはどうするのがいいのでしょうか、、、。
2.すでにreiwaのドメインが枯渇?
先の会見から程なく、ローマ字表記は「reiwa」にと発表がありました。
そして、この記事執筆時点で発表から1時間ほどです。が、現在、このような状態です。
より使用頻度の少ないトップレベルドメイン種類別ではあるかもしれませんが、現在、(ムームードメインにての)検索結果が10分程度返ってこないところを見るとアクセス殺到という感じでしょうか。
おそらく「令和株式会社」とか「令和合同会社」ってできると思うのですが、HP制作のご依頼を受けたら会社名にてドメインを取得できないかもしれませんね(苦笑
3.システム内の使用にてLとRで紛らわしいかも
これは慣れによると思うのですが、ラ行がくるといつもLとRの使用にて問題になります。
システムの種類によっては、ユーザー入力欄にleiwaと書いた場合、システムエラーになるかもしれません。慣れていない人だとエラーの理由がわかりませんので、制作元は問い合わせをいただくことになります。
この対応は誰も幸せになりませんね。。
まあ、ちゃんとした会社が制作したシステムではそのような際に備えて、「leiwa」と入力された際の例外処理を行ったり、エラーで返す際にわかりやすくエラーが出るようにするはずです。
ちゃんとしたシステム会社では・・・。
ソースコードからleiwaとか間違っちゃってるような場合は・・・もう、あれですけど。。。
そんなことがないように願います。
「令和」という美しい元号、新時代に我々も頑張りましょう
さて、これから新時代が始まりますね。
私は、昭和生まれの人間ですが「平成」の新元号発表時の記憶がありませんので、今回の発表に感慨深いものがあります。
安倍総理は第1期の政権時代から「美しい国日本」と発言があったり、今回、万葉集の梅の歌に起因するこの「令和」という元号を選んだり、随所に「日本らしい美しさ」にこだわりを持たれているなと感じます。
WEBデザインという美に関する業界の端くれである当事務所も、そのような美しい時代の推移に沿って、よりいいWEB制作、デザイン制作を行っていけるように邁進していきたいと思います。
とりわけ名古屋の同業界の皆さん、これからもよろしくお願いします!
もちろん後1ヶ月となった「平成」という我々の生きた時代への感謝や、郷愁の念も持ちつつですよ!
今日はここまでです。またの更新でお会いしましょう。
ひろたか