【詳細解説】名古屋のレゴランドが日本3大パークにはなれない3つの理由(前編)

名古屋市西区のWEB/ホームページ製作会社[Aki Web Design]です。
 
こんにちは。既にご存知の方も多いかと思いますが、2017年名古屋にレゴランド
(レゴブロックで有名なレゴ社が開設したレゴのテーマパーク)が登場します。
 
ここ最近になって経営者の友人達との会話にも出てくるようになり、
俄かに注目度も上がってきたように感じます。
 
観光不毛の地と言われたこの名古屋に、ディズニー(東京(千葉))、
USJ(大阪)に続くテーマパークを作り、やがて日本3大パークとなってほしい
というのは名古屋市民共通の願いでしょう。
 

勿論、私も大いに期待していますし、うまくいってほしい願っています。
 

ただ、このテーマパークを客観的に考えた際、
日本3大テーマパークとはならない(そう言うのは名古屋市民だけ)
となる可能性が非常に高いと考えます。
 

今回から2回にわたって、その理由を説明します。
 

名古屋のレゴランドが日本3大パークにはなれない3つの理由

 

そもそも「3大」は何を指すのか、意見が分かれるところかと思いますが、
ここでは「来場者人数」に統一します。敷地面積を挙げる人もいるかと思いますが、
テーマパークは人を楽しませるために存在するので、
たくさん人が来る=大規模なテーマパーク とします。
 

なお、前提として、現2大テーマパークの来場者人数は
・ディズニーリゾート→3129万人(2013年)
・USJ→1050万人(2013年)
となっています。
 

以下、本題のレゴランドが「3大」となれない理由です。
 

理由1:施工面積が小さすぎる

 
legoland_is_not_big_three_mini
@WWW.TELEGRAPH.CO.UK
 

上述した2大テーマパークの敷地は以下です。
 

・ディズニーランド→51ヘクタール(約東京ドーム11個分)
 ディズニーシー→49ヘクタール(約東京ドーム10.5個分)
・USJ→39ヘクタール(約東京ドーム8.5個分)
 

対して名古屋のレゴランドはというと
 

・レゴランド→13ヘクタール(約東京ドーム2.5個分)
 

で、初期段階で着工する1次工事部分を考えると
わずか9.3ヘクタール(約東京ドーム2個分)です。
 

レゴランドもそのことを懸念して立体的な構成を考え、
敷地不足をカバーする考えを持っているようですが、
ディズニーランドの5分の1程度の敷地では、どう頑張っても
1日つぶせるような大規模テーマパークにはできないでしょう。
 

理由2:アクセスが悪い

 
legoland_is_not_big_three_access
@photozou.jp
 

レゴランド建設予定地は金城ふ頭となっており、
現行のアクセス(電車)は「あおなみ線」のみとなっています。
 

あおなみ線をディスる(悪く言う)わけではないのですが
同線は平日昼の時間でわずか15分に1本、
他の線との乗り入れはなく、名古屋から1直線に
金城ふ頭までを往復するのみの路線です。
 

東京で言うと「ゆりかもめ」のような路線で、
必要ではあるものの都市の大動脈とは程遠い路線です。
 

これでは人の運びがうまくいきません。
 

仮に本数を増やしたとしても、2大テーマパーク規模の
人を運ぶにはホーム(駅)から改善しなければならず、
かなりの規模の投資を必要とするでしょう。
 

運営会社である名古屋臨海高速鉄道株式会社には
現状そこまでのキャパがあるようには思えず、
アクセスが悪いと断ずるを得ません。
 

また、都会のテーマパークにおいて、車は駐車場の限りから、
一部の入場者に限られます。よって、人数に寄与するのは
鉄道となり上記では難しいという結論となります。
 

3つ目の理由は、次回に続きます。
 

「無理」というだけではなく、名古屋市民として
「何とか3大にできないのか?」という考察も記述したい
と思いますので是非お楽しみに。
 
追記:続編を書きました
 

ひろたか
 

 

20170401追記

 
レゴランド開園にあたりアクセス及びコメントをたくさんいただいております。
 
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それに応え無料で先着5社までご相談をお受けいたします。
 
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