名古屋らしいデザイン|名古屋っぽいホームページ製作を考える~その2~

名古屋市西区のWEB/ホームページ製作会社[Aki Web Design]です。
 
今回は、前回からの続きになりますので未読の方はそちらから。
名古屋らしいデザインについて話を進めています。
 

「名古屋らしさ」をデザインにするためにイメージするもの

 
さて、前回は世間のイメージに沿った、名古屋らしさとは、
の表現を追って、名古屋の名物(名所)から「金色」という結論に至りました。
 
ただ、「名古屋らしさ」をイメージさせるものは何も名古屋の名物だけとは限りません。
 
名古屋に住む人の内面にこそ、「名古屋らしさ」があり
元々そのらしさによって名物も生まれています。
(金色は「派手好き」という内面の一端が形になったものです)
 
今回からはまだ形になっていない名古屋人の内面、
気質からデザインを連想し形にしてみようと思います。
 
難しいチャレンジですが、お付き合いください。
 
 

名古屋らしくするための手法:その2.クラシック&ベーシックをおさえる

 
design_like_nagoya_2_basic
 
お勧め度:★★☆☆☆(2)
簡単度 :★★★☆☆(3)
名古屋連想度:★☆☆☆☆(1)
 
⇒この手法は、「名古屋らしさ」というより
名古屋の人が好みやすい」といった手法になるでしょうか。
(※誰も気づかないでしょうけど、URLのdesign_like_nagoyaは、
 2回目でlikeの意味が変わるというトリックなのでした。自己満です(笑))
 
全国を見渡したとき、名古屋人の特徴としてあげられるのは、「手堅い」ということです。
 
保守的で、実利を好み、現実主義者。
 
一見、先の派手好きと背反するようですが、「派手さ」は
人にアピールし、派手に使用した以上の利益を得ようとする
実利目的の行動から来ています。
 
デザイン屋の領域を超えた話になってきていますが、
これは各方面の研究結果であって私の分析ではありませんので、
一理あるのかと思っています。
(もちろん私の実感値とも一致しています。)
 
これ以上ここでの言及は避けますので、
良ければ以下のプレジデントにて掲載された記事をご覧ください。
http://president.jp/articles/-/15149
(※リンク切れを避けるためリンクを張っていません。ご了承ください。)
 
よって、上記仮説が正しいとするならば、
ホームページの構成もベーシック、かつ実利的な
サイトを構築すると名古屋の人(依頼主&ホームページをご覧になるお客様)
皆が受けやすいサイトになります。
※もともと、ベーシックとは万人受けするものでありますが、
名古屋ではより大きな効果を発揮するという意味でご理解ください。
 

ベーシックなサイト構成について

 
具体的に言うと、会社のホームページなら構成は、
 
TOPページ(ホーム)
 ⇒業務内容
  →概要
  →沿革
  →アクセス
 ⇒製品紹介
  →商品群A
    …商品X
    …商品Y
  →商品群B
  →商品群C
 ⇒環境方針
 ⇒コンタクト
 
のような構成で各ページにパンくずリストや、
トップへの導線があり、ヘッダーフッターにもそれらの情報が
載せられているようなサイトです。
 
近年流行中の一枚サイト(当社も使用していますが。。)や、
派手な動きのあるサイトは業界にもよりますが
まだ、名古屋では流行が進んでないと思われます。
少しクラシックに感じるくらいのサイトが、好まれます。
 
また、横幅も現在時点のYahoo!トップページの幅と同じである、
950px程度が望ましいと言えるでしょう。
もちろん縦幅も長すぎない程度においてまとめる必要があります。
 
色は、ビビットな色の使用を極力避け、青や緑,赤など
サイトに使用されやすい色から2~3色程度で配色することが望ましく、
コーポレートカラーがあればそれを主体に配色を考えていきます

 
上記のような方法をとると、一見面白みがなく、暗いサイトになるのでは?
と感じるかもしれませんが、背景に面白みがないということは
使用する写真が目立つということです。
 
主張しない額縁にはどんな絵でも合わせることができます。
 
企業紹介や社員紹介のページにて、会社の雰囲気を伝える写真を
掲載すればよいのです。形式が見慣れているサイトになるので、
不思議なほどストンと見ている人の心に届きます。
 

ベーシックなサイトデザインは実は難しいから注意も必要

 
この際の注意点は、
・シンプルなようで意外と難しい
・クリエイティブさを見せる職種などでは使用しにくい(ある意味、業種を選ぶ)
ということでしょうか。
 
シンプルなものをシンプルなままに、でもつまらなくないように見せる、
というのは実は非常に難しいものです。先日のブログにも書きましたが、
ピカソの絵は誰にでも書けるようで、デッサン力などの基礎力がない人には
非常に難しい絵なのです。
 
この手法を使用したいが、自分に自信がないという場合は、
プロが作成したテンプレートを使用するといいでしょう。
多くの場合でかなりの完成度なので、そのまま文字、画像を
入れ替えればそれなりに見えます。
 
 
2回にわたり記述しましたが、考えればまだまだ出てきますね。
 
また気が向いた段階で、名古屋っぽい、名古屋の人に好まれる
デザインについて書いていきたいと思います。
ご意見いただける方は、是非お気軽にご連絡くださいませ。
 
ひろたか